無垢フローリングのメンテナンス

無垢フローリングのメンテナンス方法

大敵

無垢の木は、フローリングに加工された後も、空気の湿気によって呼吸しています。 定期的にお手入れしていただくことで、独特の風合いや経年変化を長く楽しむことができます。

無垢フローリング 基本のお手入れ

Point 1雑巾がけの基本は乾拭き

普段のお手入れは、掃除機と乾いた雑巾での乾拭きが基本です。
無垢フローリングに水は大敵です。水で濡らした雑巾がけは避けてください。水をこぼしてしまった場合もこまめに拭きましょう。

Point 2ワックスがけは年1~2回

ワックス掛けは年に1~2回程度でOKです。 定期的にワックスがけをすることで、無垢の木の美しい風合いを長く楽しむことが出来ます。 ワックスは、「油性」の木質フローリング用のワックスをお勧めします。

Point 3高温のストーブ・ホットカーペットは避けてください。

石油ストーブやほっとカーペットなどを直接無垢フローリングにあてることは避けましょう。 このような場合は、断熱性の高いマットなどを間に入れて使用下さい。

Point 4重量物は直接置かない

ピアノや冷蔵庫などの重量物を置く場合は、無垢フローリングとの間に、 市販のコルクパッドなどを置いて無垢フローリングを保護してください。 キャスター付の椅子などは、下にカーペットを敷くなどして無垢フローリングを保護してください。

塗装別 お手入れ方法

無塗装

無塗装とは
何もしない「木」そのままの状態です。 最近では、「せっかくの無垢フローリングだから無塗装で。」という方が増えています。 最も木そのままの表情や肌触り、温かみを感じることができますが、傷や汚れなどがつきやすいのも事実です。

日常のお手入れ

雑巾で乾拭きするか、掃除機でホコリを吸い取ります。

大掃除のしかた
  1. 掃除機でゴミやホコリをとります。
  2. フローリングのすき間に入ったゴミは、爪楊枝などで丁寧にとり、掃除機をかけて下さい。
  3. 固くしぼった雑巾で、床全体を水拭きします。
  4. 雑巾に汚れがつかなくなるまで、しっかりと拭いて下さい。
やってはいけないこと
  1. 無塗装に市販のワックス等を直接塗装すると床が水分を吸って表面がザラつき、毛羽立ち・ムラの原因になります。
  2. こすりすぎると表面がささくれ立つので注意してください。
  3. 無塗装は汚れが付きやすいので、お掃除の際はきれいな雑巾を使ってください。 また、汗などが垂れるとシミの原因になりますので、特に夏季はご注意ください。
  4. 無塗装でご使用になってからオイルを塗ると、汚れが浮き出る事があります。必ず表面の研磨をおこなってください。
オイル塗装

image オイル塗装とは …
無垢フローリングに天然植物オイルをベースにした浸透性の塗料を塗布しています。 表面に塗膜を作らず木に浸透し、水の吸い込みや汚れの付着を抑えます。 木の呼吸を妨げず、木の自然な風合いを保ち続けるので、お勧めの塗装です。 オイルは次第に揮発していきますので、3~4年に一度、塗り替えが必要です。

日常のお手入れ
  1. 床を拭く場合には乾いた雑巾で行い、大きいゴミは一ヶ所に掃き寄せて掃除機などで吸い取ります。
  2. 板の隙間のゴミはほとんど掃除機などで取り除けます。粘土質の物が隙間に詰まった場合にはつまようじ等で取り除いてください。
大掃除のしかた
  1. 掃除機をかけるか、固く絞った雑巾で拭いて下さい。
  2. オイル塗装の場合はそれぞれのオイルメーカーが販売している、専用のワックスクリーナー等を利用して汚れを拭き取ってください。
  3. 最後に乾いた雑巾で乾拭きをします
ワックスをかける場合
  1. オイル塗装をした無垢フローリングにワックスをかける場合は、必ず塗装されたオイルと同メーカーのワックスをかけて下さい。
  2. 塗り方・塗布量・回数等は販売メーカーによって違いますので、各メーカーの塗装手順に従ってください。
  3. ホームセンター等で市販されているウレタン塗装用のワックスをかけると、毛羽立ちやシミの原因になりますので、ご使用は避けて下さい。
やってはいけないこと
  1. ウレタン塗装用のメンテナンス用品は使用できません。 ご購入の際は必ずご確認ください。
  2. 水がついたらすぐに拭き取ってください。 塗れたままの状態にしていると、床板が反ったり割れたりする原因になります。
  3. 薬品のついた化学モップなどは変色の原因になりますので、ご使用は避けて下さい。
  4. 必ず表面の研磨をおこなってください。
UV塗装

image UV塗装とは …
光沢があり、光を反射します。UV塗装の英語名はウルトラバイオレット塗装です。 紫外線により塗料の乾燥を素早くする塗装方法です。 従来のウレタン塗装等と比較し、高級感がありハイレベルな仕上りとなります。 表面の塗膜が硬く、高い耐磨耗性があるため、汚れがつき難く、キズがつき難いです。
更に、熱や火にも強く、数秒程度なら焦げ付かない程です。 フローリングの流通の90%はこのUV塗装です。

日常のお手入れ
  1. 床を拭く場合には乾いた雑巾で行ってください。表面がコーティングされていますが、水拭きはおすすめできません。
  2. 板の隙間のゴミはほとんど掃除機などで取り除けます。粘土質の物が隙間に詰まった場合にはつまようじ等で取り除いてください。
大掃除のしかた
  1. 掃除機をかけるか、固く絞った雑巾で拭いて下さい。
  2. それでも落ちない汚れがある場合には、中性洗剤を薄めたものを含ませ、固くしぼった雑巾で拭いて下さい。
  3. 最後に乾いた雑巾で乾拭きをします。
ワックスをかける場合
  1. ウレタン塗装・ウレタンUV塗装の製品にはワックスを塗る必要はありません。
    杉・桧に使用している硬化クリア塗装などはワックスがけをするとムラが出る場合がありますので、ワックスは使用しないでください。
  2. 特にツヤを出したい等なんらかの理由でワックスをかける場合には、 無垢フローリングに塗装出来る商品がご確認の上、詳細は各ワックスメーカーにお問い合わせください。
    また、必ずワックスの「取扱説明書」をよく読み、使用上の注意を守ってください。塗装前に目立たない部分で試し塗りをしてください。
  1. 掃除機やモップでゴミやホコリをとる。
  2. 固くしぼった雑巾で、床全体を水拭きする。
  3. ワックスをかける場合には、床が完全に乾いた事を確認し、各ワックスメーカーの使用方法に従って塗装する。厚塗りにならないよう注意する。
やってはいけないこと
  1. 中性洗剤以外の洗剤は使わないでください。
  2. 塗れたままの状態にしていると、床板が反ったり割れたりする原因になります。水がついたらすぐに拭き取ってください。
  3. 水を多く含んだモップや雑巾でのお手入れは厳禁です!
  4. 薬品のついた化学モップなどは変色の原因になりますので、ご使用は避けて下さい。
やってはいけないこと  (まとめ)

image スチームクリーナーやポリッシャー(自動洗浄機)等は使用しないで下さい。

フローリングの表面のキズつくとともに、水分を含んで反りの原因になります。 水を含む物や蒸気を出す掃除機器のご使用は避けて下さい。 無垢フローリングは定期的なワックスがけで、汚れ落としが楽になり、ツヤを保つことができます。 無垢材の床は、きちんと手入れをすればツヤと風合いが増し、年々色も深まって美しくなっていきます。

image化学雑巾・モップ等を使用しないで下さい。

これらについている薬品が、無垢フローリングの黒ずみや色むらの原因になる可能性があります。 メーカーによっては、 白木・無垢フローリングに使用できる製品も販売されておりますので、各メーカーにご確認の上ご使用ください。 また、無垢フローリング用の商品でも、長期間床に放置すると変色する場合がありますので、ご使用の際は十分にご注意ください。

imageホットカーペットの使用は避けて下さい。

無垢フローリングの床でホットカーペットを使用すると、 カーペット下に熱がこもり、反りやひび割れ、毛羽立ちの原因となります。 どうしても使用する必要がある場合には、 ホットカーペットの下に断熱性の高いマットを引き、高温で長時間使用しないようにして下さい。 また、温風ヒーターの風等熱風が長時間当たると、ひび割れや目隙の原因となりますので、ご注意ください。