塗料の種類

油性塗料

油性塗料とは、有機溶剤を使用している塗料の総称です。 昔はトルエン、キシレンなど人体・環境に影響を与える可能性があるものが成分として使われていましたが、近年では 健康に影響のない溶剤を使用する傾向になっています。 長所として高い性能、乾燥が速い、水に溶けるものに塗装してもしみが出ない、薄い塗膜が作れる などがあります。

水性塗料

水性塗料は溶剤に水やアルコールを使った塗料です。 人体や環境に与える刺激物を含まないので、近年塗料の水性化が進んでおります。 また最近では、鉄に塗れるものや屋外用の水性塗料も発売し塗料自体の性能も飛躍的に向上しています。 例として、現在ベンツなどのドイツ車の塗装も水性の塗料が使われています。 このまま水性塗料の性能が上がれば、いずれ全ての塗料が水性になるかもしれません。

長所としては、安全性、刷毛や容器を水洗いで洗える後処理が楽という点、揮発性の溶剤を使用していないので火気の心配がないなどの点 があります。

自然塗料

自然塗料は天然素材を使った塗料の総称です。 明確な規定がないため化学物質を含むものも「自然塗料」として販売されています。 自然塗料=安全な塗料・体に優しい塗料 … とは言えないのです。

しかし、全ての自然塗料がそのようなわけではありません。 例えば「キヌカ」という自然塗料は、米ヌカ100%で作られている正真正銘の自然塗料です。 天然素材を使用しているので、たとえ舐めてしまっても体に害はありません。
また、「自然塗料=ドイツ」といわれるくらいドイツの自然塗料のメーカーは有名です。 オスモ、リボス、アウロ、プラネットカラーなど、たくさんのブランドが存在します。

日本の自然塗料も、柿渋や漆、蜜、米など日本古来の成分を使った塗料が作られ、その効果が見直されてきています。
長所として高い安全性があります。