国産スギ ACQ防腐デッキ

マイトレックACQを加圧注入したデッキ材です。 高品質の国産スギに防腐加工を施した腐りにくく、シロアリにも強い加工木材です。

サイズ一覧表 »

防腐防蟻加圧注入加工の杉の特徴

防腐防蟻加圧注入加工木材 防腐防蟻加圧注入加工木材 防腐防蟻加圧注入加工木材

防腐防蟻加圧注入加工木材は、ウッドデッキ材・ウッドフェンス材として理想の材料です。 防腐加工をすることで、腐りにくく、白蟻にも強い、高耐久なので屋外に設置するウッドデッキに最適です。

高耐久なのに、価格が安い。
加工性が高いのに、腐りにくい。

安い杉材(スギ・シダー)の防腐木材を選ぶ際は注意が必要です。

  • 「防腐木材」などと記載されている木材は表面を「塗布」するだけの木材の可能性があります。
  • 品質が低い薬剤を使用している。
  • にわか注入業者は内部まで100%含浸しない注入。

十分注意してください。

防腐防蟻加圧注入加工の杉の説明

1 注入加工内容

ACQ防腐注入デッキは、『加圧注入処理』を採用しています。防腐処理の方法は大きく4種類に分類され、『加圧注入処理」は木材内部へ薬剤を浸透させることができる方法です。
ただ、特別な装置が必要なため、工場での事前加工が必要となります

分類 概要
塗布処理 処理範囲を自由に限定、随時繰り返し処理でき、かつ薬剤も少量で済む。
手間がかかりムラが出来やすい欠点がある。
吹きつけ処理 広い面積で効率性が発揮できる。
薬剤揮散があるため、換気排気処理を施す必要がある。
浸透処理 手間なくムラなく大量に処理できる。
薬剤使用料が多量で、一部のみの処置ができない。
加圧注入処理 密閉型の耐圧缶内で圧力をかけることで木材内部へ薬剤を浸透させる。
加圧注入処理は木材深く薬剤が浸透するので、一番腐りにくい。
特別な装置が必要であり、乾燥した材を使用しないといけないので、現場処理ができないといった欠点がある。

2 安全防腐注入剤

1990年にJIS認定を受けている、マイトレックACQで加圧注入を行います。
防腐防蟻剤に銅化合物が加えられているため、注入木材の色は緑がかった仕上がりです。
タナリスCY、モクボーAACとの比較は以下の表にてご確認ください。

  タナリスCY モクボーAAC マイトレックACQ
主成分 酸化第二銅・シプロコナゾール DDAC
(ジデシル・ジメチル・アンモニア・クロライド)
酸化第二銅・BKC
認定を受けた者 (株)ザイエンス 大日本木材防腐(株) (株)コシイプレザービング
認定登録日 1999/1/26 1992/5/1 1990/8/1
認定番号・種類 JIS-K-1570
日本木材保存協会
(A-5324)
AQ認定
JIS-K-1570
日本木材保存協会
(A-5216)
AQ認定
JIS-K-1570
日本木材保存協会
(A-5099)
AQ認証
特徴 ひ素、クロムなど有害な重金属を含まない。 主成分は銅なので安定した効果が期待できる ココナッツアミンを原料にした天然素材系、重金属を含まない。木肌を生かした仕上りになる。 AACにアンモニアを介して銅化合物を加えたもの。
注入木材の色 緑色 無色 緑色

3 JAS認証

加圧式保存処理木材は日本工業規格(JIS A9002)に規定された方法で木材を処理しています。

耐用年数 心材(木材中心部分の硬い部分):平均耐用年数は、防腐防蟻加圧注入加工をすることにより、その年数の3~4倍の寿命が期待できます。

防腐防蟻加圧注入加工の杉材(スギ・シダー)の耐用年数は、
素材の耐久性 ー 5年程度
防腐加工材の耐久性 ー 10年~20年程の高耐久(環境によります)

4 国産スギを使用

  • 日本の気候で育った木はウッドデッキやウッドフェンスに合う
  • 社会的貢献(環境問題は森林を豊かにすることで解決)
  • 古来から木を見てきたDNAが見た目の美しさ・香りを与える
  • レッドシダーに勝るとも劣らない耐朽力があるのが日本の杉

5 納期(約1~2週間)

約1~2週間 *新鮮な国産木材(ヒノキ、杉)とSPFは受注後に防腐防蟻加圧注入加工をします。
※注意事項 2週間以内に作製すると理想的です。含浸後の木材は水分が多く含まれている故です。

6 ホームセンターの防腐加工木材

ホームセンターで売っている緑色がかった材料は、ACQ加圧注入という処理がされています。
ACQ加圧加圧注入とは、酸化銅などの防腐防蟻剤をその名の通り加圧注入したものです。
一度木材に入ると流出しないので、長期間にわたって腐るのを避け、シロアリに対しても大きな効果があると言われています。

加圧注入は、圧力をかけて薬剤を浸透させているので、普通にはけで塗料を塗るよりも木材に塗料が染みこむぶん、高耐久になります。
が、問題なのは、どの程度材料に緑色の薬液が浸透しているかということです。

ホームセンターで売られているものの中でも質の悪いものだと、あまり薬液が浸透していないものもあります。
切断面を見ると、どの程度薬液が染み込んでいる確認にすることができるので、購入前によく確認しましょう。
なお、薬液が染み込みにくい木材には、表面に傷をつけて薬剤が中に染みこむようにしてあります。購入の際のご参考にしてください。

注意事項

【納品の際の留意点】
材の表面が薬剤で濡れていますが、これは防腐剤が注入されている証拠です。
注入後1週間ほど日陰で養生するのが理想ですが、このままご使用いただくことも可能です。

【証明書の発行について】
防腐・防蟻処理証明書(添付)を発行することも可能です。
証明付きだからこその安心できる木材です。