ウッドデッキの基礎・土台を作りましょう

ハードウッド・樹脂木の基礎・土台に対応します。
法人・大工・リフォーム・建築会社・造園会社の方々ならば、ウッドデッキの基礎・土台の作り方は簡単です。
一方、初めてのウッドデッキ施工では「水平」が一番問題です。その点は十分確認を願います。

製作のおおまかな流れ

制作のおおまかな流れ


基礎作り

ウッドデッキ製作の基礎作り
やわらかい地面の場合 掘る → 砕石 → モルタル → 基礎石(束石)
通常の地盤の場合 砕石 → 基礎石(束石)
傾斜地の場合 掘る → 砕石 → モルタル → 基礎石(束石)
地面を掘る
地面をならす

基礎石を置く

基礎石を置く

地固めをし、束石を並べる。(羽子板付きの物を使用すると施工がし易い) 束石を並べる前に水糸を張ると施工がしやすくなります。

正確な水平を出す事がウッドデッキ作りには欠かせません! 基礎は慎重に行うことをお勧めいたします!

砕石の量で水平の調整してください。 ここで水平をとらない場合は、土台で水平を出してください。


水平を出す為に使う道具

レーザーレベル、水平器、透明ホース
法人の方々は、レーザーレベルをお持ちになっていると思います。
レーザーレベルを持っていなければ、下記の水糸で水平を出します。


水糸(水平の出し方)

水平の出し方

透明なホースに水をいれて、水平を図りたい部分の両端にこの印を当ててみます。

もし印よりも水が下になっている場合は、低いということになります。

決めた位置に水糸を張り、それを基準に作製ですが、この方法ですと二人の人間が必要で、移動させると水位が変わってしまう為、昔ながらの水盛り缶を使用する方法もあります。

水盛り

※水盛りなら、ペットボトルに透明ホースで自作できますね。

水平を取ることは、とても大切!
そしてとても大変!
がんばりましょう。

水盛り、ホースはもっと長く作ってください。

サンドイッチ工法と大引きの作り方

90×90mmの角材を根太で(大引と言う)使用してウッドデッキを施工する方法もあります。

羽子板付きの束石に90角を設置し、羽子板と90角をビスで連結します。
その90角の上に床材を留めて完成です。

簡単な施工方法ですが、一点注意は、
水平を取るのに少々苦労することです。
サンドイッチ工法ならば、束柱の高さがバラバラでも比較的、水平が簡単に調整できます。

大引き工法
サンドイッチ工法

次は、束柱を立てて根太を取り付けよう!

ウッドデッキの作り方(目次・概要)

  1. ウッドデッキの作り方(目次・概要)
  2. 土台を作りましょう!
  3. 束柱を立てて根太を取り付けよう!
  4. 根がらみを取り付けよう!
  5. 床板を張ろう!
  6. 参考図面ダウンロード