豪州産アンティーク枕木

存在そのものが貴重・希少。 防腐無しの安心安全の超ハードウッドの中古枕木です。 独特の風合いでお庭・店舗を個性的に演出できます。

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特徴

クレオソート不使用
多くの鉄道枕木は石油クレオソートで防腐処理されています。 これはコールタールを蒸留したもので、強力な防虫防腐効果がありますが、臭いがきつく、人体への安全性に問題があります。 オーストラリアではこのクレオソートの枕木への使用を禁止しています。 逆に言えば、クレオソートを使わなくても腐らない耐久性の木材を使っているということです。 そのため豪州産枕木は、頻繁に人体に触れる環境や室内でも安心してお使いいただけます。
※輸入の際には燻蒸(薫蒸:くんじょう)処理を施しています。 木材輸入の検疫規定で実施する害虫駆除で、密封したコンテナで24時間人体には影響のないガスで燻蒸します。
耐久性・耐荷重性が高い
見た目の風合いの良さはもちろんのこと、オーストラリア林野庁の基準で耐久性クラスは1~2。
これは厳しい条件下でも15~50年(赤身部分)の耐久性を持つ木しかクリアできない基準です。
実際に鉄道で使用されていた枕木なので、耐荷重が高く安定しており、車両が出入りするような駐車場には最適です。
高耐久性ユーカリ系
ユーカリ(数百種類あるユーカリ属の総称)は耐久性が高い樹種です。 コアラの食用としてよく知られていますが、シロアリなどに対する防蟻性から住宅、造船、鉄道の枕木、橋などの建築物に使用されてきました。 成長が早く、砂漠の緑化にも使われているエコロジーな樹種です。

ラインナップとグレード

厚さ 長さ 重量
基本サイズ 110~140mm 225~250mm 2000~2100mm 約50kg/本
ハーフサイズ 110~140mm 225~250mm 1000~1100mm 約25kg/本
特級(AAクラス)

特級(AAクラス)

豪州産の中古枕木の中で最も良質なもの。角が比較的残っています。 角がしっかりと残る状態の良さを活かし、門柱、アプローチに最適!他の枕木とは一線を画す重厚感。

枕木の王様

おすすめの用途 門柱/アプローチ

上級(Aクラス)

上級(Aクラス)

特級には劣りますが、状態の良い中古枕木です。 自然に風化した天然木ならではの風合いを活かし花壇、アプローチ、駐車場にもオススメです。

一番人気のグレード

おすすめの用途 駐車場/アプローチ

中級(Bクラス)

中級(Bクラス)

ヒビ割れなど目立つものがあり角が丸く崩れていますが、品質には問題ございません。
決して耐久性に問題があるわけではなく、価格も安いので人気です。


豪州産アンティーク枕木 商品一覧
クラス 厚さ 長さ 重量 価格 品番
特級
(AA)
110~140 225~250 2000~2100 約50kg/本 入荷未定 品切 MAU-031
上級
(A)
110~140 225~250 2000~2100 約50kg/本 入荷未定 品切 MAU-032
上級
(A)
110~140 225~250 1000~1100 約25kg/本 入荷未定 品切 MAU-200
中級
(B)
110~140 225~250 2000~2100 約50kg/本 入荷未定 品切 MAU-033
中級
(B)
110~140 225~250 1000~1100 約25kg/本 入荷未定 品切 MAU-201

単位:mm

※近年、豪州の鉄道には、コンクリート枕木が使用されるようになりました。そのため、中古枕木の流通量がかなり減っています。

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リーベの豪州産アンティーク枕木の歴史

リーベの歴史は、豪州産アンティーク枕木と共に歩んできました。 1999年の設立当初、まず手がけたのがこの豪州産の枕木なのです。
『美しく安全で品質が良く、暮らしを豊かにするもの』 そのコンセプトを胸に世界各国で商材を探していた当社代表が、オーストラリアでこの枕木に出会いました。

安全性が高く、耐久性基準が厳しいこのオーストラリア製中古枕木は、オーストラリア国内での再利用が進められているために、他国への輸出量はごく限られています。 交渉に交渉を重ね、独自ルートを開拓することに成功して、リーベの豪州産アンティーク枕木はウェブ販売を開始しました。

重厚感、品質、味わい深さ、野性味。この希少な枕木が売れないはずがなく、たちまち人気商品となりました。 当時まだ千葉県長作町(現長作倉庫)にポツンと建っていたリーベ本社では、社員の採用試験にこのズッシリと重い枕木を担げるかという項目があったほどです。

それから今日に至るまで、豪州産アンティーク枕木はリーベのパイオニア精神を体現する商品のひとつであり続けています。


オーストラリアから日本へ

現地で鉄道の線路を支えていた枕木は製材所に集められます。
実際に使われていたため、まだ残っている金具を外していきます。 アンティーク枕木が傷まないよう細心の注意を払って作業します。

枕木はこの後検品を経て、全体的な傷みの度合い・角の丸み・キズの多さなどによって各グレードに分けられます。

これは機械的な指標があるのではなく、ベテランの担当者が判断します。 ワインの当たり年のように、時期によってグレードに多少ばらつきが生じることもあります。 天然もの、本物ならではのこととしてご理解ください。

カットやスライス加工はオーストラリアで行われます。
最後にコンテナの中で枕木は燻蒸(クンジョウ)処理を施され、2ヶ月をかけて海を渡り、日本へとやってくるのです。


現地オーストラリアでの枕木製材風景


品質基準・注意事項

グレード

  • 中古枕木の丸み、削れ状態により特級・上級・並クラスに分けております。 中古なので割れ、劣化はあります。 特に、特級クラスは形が整っており、大変希少です。 (ただし、線路の連結の穴の周りなどは、劣化が進んでいるものもあります。)
    • 【特級】豪州産の中古枕木の中で最も良質なもの。 角が比較的残っているので様々な用途にご使用いただけます。
    • 【上級】特級には劣りますが、わりと状態のいいものです。
    • 【中級】角が丸く崩れていますが、品質には問題ございません。

環境

  • クレオソートの防腐剤は塗っておりませんのでイヤな臭いがありません。
  • 環境にもやさしく色も本来の木の色を楽しめます。

使用年数

  • 断定は出来ませんが、特級グレードはおよそ5年前後、並級はおよそ10年前後使用していたものとなっております。

施工例

施工後に施工事例のお写真をお送りいただくと、クオカードをプレゼントいたします!

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