パーゴラの作り方
パーゴラが庭にある生活
お庭に「独立パーゴラ」を作れば、美しい藤棚・バラと美味しいブドウ・フルーツなどで活用できます。
自分でパーゴラデザインを作るのは、とても楽しい時間です。
ベンチも設置すれば、お庭で過ごす優雅な時間が待っています。
パーゴラは、「ガーデニング パーゴラ」「パーゴラ テラス」「ガゼボ パーゴラ」とも言われています。
独立パーゴラの作り方
パーゴラとは、もともとイタリア語で「ぶどう棚」という意味です。
パーゴラでおしゃれなシーンを演出し、快適なガーデンライフを送りましょう。
・独立パーゴラにバラなどの植物をはわせたり藤棚にすれば、日除け効果で涼しくなります。
・パーゴラの柱に板を張り付ければ、隣家や通行人などからの「目隠し効果」もあります。
・独立パーゴラに設置したベンチに座っておしゃれな庭を眺める、「最高のガーデンライフ」。
・下記「施工事例」で様々なデザインをご覧ください。
・デザイン性に優れた「自転車・バイク置き場」にもできます。
・オーニングで屋根を作れば、涼しいくつろぎの時間を過ごすことが出来ます。
独立パーゴラの参考図面
パーゴラのDIY価格・費用
4mx4mの木製独立パーゴラを立てた場合の費用準備中
パーゴラ(藤棚)の作り方の手順
1.設置場所と大きさ(横幅・奥行・高さ)を決める
柱を挟み込む桁と(サンドイッチ工法の場合)、垂木(たるき)の固定間隔は広げすぎないようにします。(1.5m~2.5m位の間に柱が入るよう配置をする)
高さは手を上げて触れる位(2.0mくらい)が理想的です。 桁、垂木共、柱よりも外側に出っ張る形状が、見た目のバランスが良いです。
垂木の間隔は、両端を決めて均等になるように、あらかじめ割付します。(300~500mmくらい)
2.基礎作りと柱立て
柱の設置場所を決め、スコップで穴を掘ります。 深さはフェンスブロック(90角用)が設置できる深さ 400mm 程度を掘り、底を柱や石など重たいもので突き固めておきます。 柱には高さを合せやすくするよう、てっぺんから1m下がりの場所に全て印をつけておきます。
※柱はフェンスブロックに入る長さも(300~400mm程)考慮して、予め切断しておきましょう。(共通注意点参照)
フェンスブロックを配置したあと、桁で結ばれる2本の柱を立てかけて、双方に印した場所を水糸で結び水平をみます。 ある程度高さを揃えたら、桁材(38×90)を クランプ(2個)で挟みながら仮固定し、コーススレット1本で固定して(角度が修正できるように)連結します。
3.柱と桁(横に通して上部を支える構造物)を固定する
水平器で笠木の水平、柱の垂直(前後左右)と間隔(上下共)を確認し、フェンスブロックの場所を決めます。 深すぎる場合は底面に土を足すなどして調整します。
場所が決まったら静かに土を埋め戻し、まんべんなく木の端材などで突き固めます。 桁の固定もビスを3本ずつ使い、柱を挟み込むような形にするとブレが起きにくくなり安定します。
再度、笠木の水平、柱の垂直、間隔を確認し、フェンスブロックと柱の隙間にモルタルを流し込みます。 (標準よりも水分多めのほうが、隅々まで行き届きます)
2、3 の流れを対になるよう、反対側も組み立てましょう。
4.垂木(屋根の骨組)を固定する
モルタルが固まるまで待ち(天候によるが数時間~翌日)割付を決めておいた垂木をL型金物を使い、端より設置していき完成です。
※垂木や桁の両端を、好みの形状にカットしてから設置すると、おしゃれに仕上がります。
- 高耐久性のイタウバ、ウリン、ひのきサイプレスなど(柱:90×90 / 桁・垂木:38×90)
- ステンレスビス(38mm、75mm)
- フェンスブロック 90角用
- モルタル
- L型金物(垂木本数×2個)
- インパクト
- のこぎり(丸のこ)
- スコップ
- 水糸
- 水平器
- バケツ
- 木工用キリ
- ビット
- 皿取キリ
- クランプ×2個
- 脚立
- 90角材はフェンスブロックの穴に完全に収まらないので、短部を斜めに切り落とすか途中まで差し込み、下にモルタルを浸透させるかを決めておきましょう。
- 木材が非常に硬いので、下穴を事前にあける必要があります。 またコーススレットビスの頭に合わせ、皿取キリで削ると仕上がりが美しくなります。
- オイルステインや木材用塗料を塗る場合は、木材を組み上げる前に塗布しておき、完成後にもう一度仕上げをすると、塗り残しがなく美しく出来上がります。
- インパクトのビットやキリは消耗品のため破損する事があります。 予備を含め多めに準備してから取り掛かると、工事が中断する事なく進んでいけます。
パーゴラの施工例